コレクションの処分は遺族の思うまま?遺品整理を成功させるために

人は何歳で亡くなるのかがわからないため、遺品の内容はさまざまです。

趣味のものを集めていた場合は、その収集の期間が長いほど、その量が増えていきます。

例えば、ミニカーのコレクション、フィギュアのコレクション、カードのコレクション、ディズニーのコレクション、映画のパンフレットのコレクションなどなど。

いろいろなものがコレクションとしてあります。

家族に理解されているコレクションもあれば、家族に理解されずに肩身の狭い思いをしているコレクターの方もいらっしゃるはず。

コレクションの数が多すぎて、自宅では収まりきらず、コレクション専用の部屋を借りる人もいます。

その場合は、家族に内緒で借りていることがあるので、その人が亡くなった後にその部屋の存在が発覚することになります。

ご家族が亡くなった方のコレクションに理解があれば、これは誰誰にあげようとか、形見として1つ持っておこうとか、ご本人の気持ちをくんで整理をしてくれる可能性が高いです。

一方、家族に理解されないままコレクションを続けていた方の場合は、亡くなった後はコレクション全てをばっさりと捨てられてしまう可能性があります。

遺族の人がコレクションの品々が高く売れるということが分かれば、買い取り業者にお願いするかもしれませんが、そうでなければ、お宝が燃えないゴミとか燃えるゴミでポイっと捨てられてしまいます。

なんと恐ろしい…

自分が愛してやまないコレクションが無残にゴミとなってしまうのです。

仕方ないとあきらめがつけばいいですが、自分が大切にしていたコレクションンはその価値を分かってくれ人にゆずって末永くかわいがってもらいたいですよね。

誰にゆずれば大切にしてもらえるか、元気なうちは考えることはめったにないかもしれません。

でも、いつ何があるかわかりませんので、50歳を過ぎたら考え始めてもいいかなと思います。

50歳って会社員であれば定年まであと10年~15年ありますが、定年後のことを考え始める時期でもあります。

定年後の準備をすると同時にコレクションの行く末を考え始める時期としてもタイミングとしては悪くないと思います。

愛すべきコレクションたちのために元気なうちに準備できることはやっておきましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする