母の遺品のアクセサリーと指輪を買い取ってもらった体験談

母親の遺品であるアクセサリーや指輪を全て形見分けをして大事に自分が使うことができれば、その遺品が世代を超えて引き継がれるので、それはそれでとても素敵なことだと思います。

でも、自分の好みではないアクセサリーや指輪があることは事実。

そんなときは捨てるのか?それはもったいないので、売れるものは売りましょう。

今日は、私がアクセサリーや指輪を売ったときの体験談をお話します。

遺品のアクセサリーや指輪は大事に保管しておく

いきなり私事ですが、私の母が亡くなったとき、母が使っていたアクセサリーや指輪がいくつかありました。宝石が好きな母だったので、ネックレスよりも指輪の方が多かったです。

女性の子どもは私1人でしたので、形見分けとして母のアクセサリーや指輪は私がもらうことにしました。母が亡くなった当時、私は指輪やアクセサリーには関心がなかったので、すぐに身に着けて楽しむことはありませんでした。でも、将来自分が使うかもと思い保管することにしました。

母と暮らした家を父が売ることになったときは、母の指輪やアクセサリーは全部自分が新居へ持っていきました。引越した後でも母親の遺品を使うことはありませんでしたが、何十年たっても捨てる気にはなれず、そのままにしていました。

そんな私でしたが、どうしても現金のお金が今日明日中に必要になり 母の遺品のアクセサリーと指輪を売ることを決意しました。

買取業者を探す

ネットで買い取り業者を調べました。私は自転車は持っておらず、車もないため、歩いて行ける距離か電車に乗ってもできるだけ自宅から近いところで、かつ、今日(その日は土曜日)か明日(日曜日)にやっているところを探しました。

本当なら余裕をもって買取業者に出張買取に来てもらった方が時間の節約になったのですが、そんな余裕はないし、今日電話して今日すぐに買取に来てくれるとは思えなかったので、こちらから出向くことにしました。

そして、幸い歩いて行ける距離に買取業者の店がありました。全く知らない買取業者の名前でしたが、思い切って行くことにしました。

買取業者の対応

土曜日の午後でしたが、買取業者には誰もいませんでした。お店の人は男性が1人。ちょっと不安がよぎりましたが、お店の中年の男性は対応が丁寧だったので安心しました。

アクセサリーの買取と言えば、金とプラチナが中心なのは知っていました。母のネックレスは金色のものがいくつかあったので、本物のゴールドで高く売れるといいなと期待しました。

日本で有名なのは、18金ですよね。TVショッピングとかでも「18金のネックレスが今日はお得です~」とかよく宣伝しています。お店の人によると、本物のゴールドの場合はその証として数字か何かが刻印があるということで、買取業者のお店の人は一生懸命探していました。

刻印がないものがいくつかあったのですが、ゴールドだから買い取りますという言われたときは嬉しかったです。

にせものと本物のゴールドの見分け方

パッと見ただけでは、本物のゴールドなのかメッキなのかわからないものがあります。

業者の人は、磁石のようなものを使って判断していました。メッキだとアクセサリーがその磁石のようなものにくっつくのです。

初めて見る判定に「へえ~」と興味深々。

ゴールドかな~と期待していたネックレスはメッキだったものがあり、少しへこみました。

ゴールドで14金18金というのはよく聞いて知っていましたが 母のアクセサリーの中には10金というものがあり、業者さんは珍しがっていました。18金よりも値段が低くなるんだろうな~と思いましたが、ゴールドであることに感謝しました。

日本人はダイヤモンドが好き

母の遺品の指輪はみんな宝石が付いていました。でも、ダイヤモンドはなかったので、業者さんに「日本人はダイヤモンドが好きなので、人気があるんですよね~」と言われ、ちょっとショックでした。

ルビーやエメラルドなどの色のついた石の指輪は人気がないとのことで、これまたショック。母の指輪は色の石が付いたものばかりだったのです。

買取業者の店頭では、大まかなチェックをして買い取るかどうかの判断をして、いくらで買い取るかは奥の部屋に行ってさらにチェックをしていました。

お店に入ってから約1時間ちょっとかかってしまいましたが、「この指輪は〇〇〇〇円です。これらのネックレスはまとめて〇〇〇〇円です」と分かりやすく説明をしてくれたので、よかったです。

そして、日本人には人気がないと言われた色の石がついている指輪の中で、一番大きな石がついている指輪を査定してもらったところ、約3000円の値段がつきました。

そして、買い取ってももらえた金額の合計は約15000円。その業者さんは新札でお金をくれたので、これまた嬉しかったですね~

指輪やペンダントになっていない色のついた石

これからペンダントや指輪にする予定で母が買っていたと思われる色のついた石のみがいくつかありました。「これらの石は一個では大した値段につかなくてもいくつかあればまとめて値段をつけることができます」と買取業者の人から言われました。

「まとめていくらね~」と気落ちしたまま帰宅しました。

まとめ

ゴールドやシルバーかわからなくてもまとめて業者に査定を頼み、指輪も全て査定してもらうことをおススメします。

買取業者に持ち込んで査定してもらって、もし査定金額に不満があれば、売るのをやめて他の買取業者で査定してもらうことで比較することができます。

業者さんにいろいろ質問すると買取の実態を教えてくれるので、気になることがあればどんどん質問しましょう。もし、回答があいまいな業者がいれば、その業者に売るのはやめて違う業者に行きましょう。売る立場である自分に選ぶ権利がありますので。

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