PPKって何?遺品整理とPPKとの関係は?

 「PPK」ってご存知ですか?

これは、「ピンピンコロリ」の略のことです。

インターネット上のWeblio辞書によりますと、このPPK(「ピンピンコロリ」の略)は、「健やかに長寿を全うすること。また、それを目的に、高齢者に向けて、健康増進や体力づくりんどを啓発する運動のこと。ピンピンと健康に生きてコロリと死ぬことから。[1979年(昭和54)、長野県体育学会における発表論文で登場した造語] 、とあります。

私がPPKという言葉を初めて聞いたのは、7~8年前です。「ピンピンころり」で死にたいという人が多いということもそのとき知りました。

おやすみと言って寝てから、朝には亡くなっていた方のお話を聞いたことがあります。

これはピンピンコロリの1つの例なのかもしれませんね。

実際にピンピンコロリは実現できるのか?

苦しむことなく痛みを感じることなく寿命が全うできるのであれば、それは嬉しいことですよね。しかし、このピンピンコロリで亡くなることができたとしても、それがいつなのかは予測ができません。明日かもしれませんし、5年10年、もっと先かもしれません。

周りから見ると、突然亡くなったとしか思えない場合があります。

家族は本人が「ピンピンころり」で死にたいと言っていたから本望だよね、と言って、その死を受け止めてくれるとは思いますが、亡くなった後の遺品整理はまた話は別です。

「ピンピンころり」で死にたいならば、亡くなった後のことも「立つ鳥跡を濁さず」ということできちんと準備をしておくのがいいでしょう。

いつ亡くなってもいいように身の回りを整理しておくのが残された家族への思いやりになります。

遺品整理の大変さを想像してみる

亡くなった方の遺品整理をしたことがある人であれば、その大変さを理解して元気なうちから身の回りの整理をしようという気持ちになるとは思いますが、今まで遺品整理をしたことがなければ、その大変さは想像がつかないかもしれません。

自分が亡くなった後の遺品整理をするのは、あなたではなく残された家族などです。

誰にも見られたくないものがあれば、今のうちに処分してしまうのも1つの方法です。

中味を見ずに捨ててくださいと箱に書いておいても、残された家族が興味本位で見てしまうことがあります。

遺品整理をしてくれる人は誰かを考える

遺品整理をする人は誰なのか、その人に見られたくないもの、知られたくないことがあれば、元気なときに処分をしてすっきりと過ごすことも考えてみましょう。

自分の人生は生きている間だけではなく、亡くなった後の遺品整理についてもコントロールすることが可能です。

まとめ

ピンピンコロリ(PPK)は理想です。

理想通りに亡くなっても自分の死後の後始末は自分ではできません。

自分が元気なときに、自分の死後の後始末を誰にやってもらえるのか、誰にやってもらうのかを考えて、ピンピンコロリを願いましょう。

身も心もかなり楽になると思います。

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